IT転職に資格は必要か?
最近では、転職の相談をうけるエンジニアの方たちの中で特に20代から30代前半の方は「転職活動を有利に進めたいのでなにか資格を取ろうと思っています」という方が多いそうです。ただでさえ毎日、毎日ハードワークをこなしていますよね。それなのに資格取得のため、また努力されているというかたも少なくはないようです。自己啓発という意味で資格取得は本当に素晴らしいことだと思います。
けれども、転職のための「アイテムとしての資格」を考えたときには、その努力とは裏腹に落とし穴となってしまう場合もあります。たとえば、面接をうけたとしてどの企業も書類選考は通過するとします。しかし、面接の結果はいつもNGという場合があります。これはどういった点が問題だったのかというと、資格だけのアピールがマイナスポイントになっていたという背景があります。
アピールポイントのほとんどが、資格取得に関することに終始していた場合に、面接をする側にはプラスのイメージがつきにくいからです。確かにニーズの高い資格をとっていたとしても今までの仕事のうえでどのようなことを学んできたのか、そういった点もアピールしないと、ただ単に資格をもっているかた実践力になるとは限らないためなかなか難しいということになってしまうようです。
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